前期の評価で、会社の業績が芳しくないにも関わらず自己評価を引き上げる形で最高評価を付けて頂けたのだが、何故そうなったのか考察した。

結果、以前書いた記事の合わせ技で、説明が付きそうだったのでバーっと書いてみる。結論、「脱力で始め、着地するまで動く」 に達した。


自分は元々仕事にアイデンティティを感じるほど積極的に取り組んでいたが、今は全くそういったものは持っていない。職種や職能にも一定の興味関心範囲はあるが、その範疇であれば特にこだわりも無くなった。

育児と仕事の折り合いが着き始める頃には、解決すべき本質課題の特定に時間を割いて、気負わず気軽に解決に動く事が増えた。シンプルに業務に割ける時間が少ないため、自然とそうせざるを得なかった。

気軽に動いているが故に、こだわりも特になく、本質課題の解決に建設的に向かえてるかしか意識していない。 適応課題に向き合うコストが面倒で、周囲を巻き込むのも億劫さはあったが、その感情も今はない。

今は如何に働かずアウトカムが生み出せるかに関心がある。


また気負わず気軽に、こだわりや答えもない状態で行動することで、垂直思考・水平思考の行き来が格段にやりやすくなった。自らの労力を最小にインパクトを生み出す柔軟な動きや思考の精度が高くなった実感がある。

これは**「踏み出してから軌道修正で当てれば良い」というマインドシフトに繋がり、不確実性のある課題に自ら率先して動けることにも繋がった。**

また、自身の行動で成果を出す事にも執着しなくなった。周囲を巻き込む過程で適任者が出てくれば完全に役割を委譲するようにもなった。逆にいうと、積極的に委譲しないと軽率に行動できなくなるからでもある。

今は如何にして自分の仕事や会社が楽しくなるかの軸で行動している。


あと自分のケイパビリティを超えてくる依頼も、肩の力を抜いて積極的に受けていた。シンプルに自分の LLM 活用レベルを上げる練習に使えるからそうしてたのだが、思いの外、評価に繋がることは多々あった。

自分では頑張ったつもりは無い、が仕事に対する大きなマインドシフトが起きたのは事実で「行動量 × 思考量 x 学習量」のループで個人インパクトが跳ね上がったのかもしれない。少なくとも前期に関しては。

結局個の力など高が知れてるし、周囲の評価とか知らんし、捨て身でやりたい事を淡々粛々とリラックスして出来る状態が良いのかもしれない

蛇足: ということで「文句クリエイター」みたいな老害にはならないようにだけは気を付けつつ、怠惰であるために脱力しながらヤッテイキ👇