🔄 交流を図るためのふりかえり
最近チーム定例のアジェンダの先頭に “ふりかえり” という項目を用意して、雑多に箇条書きで書いた内容をシェアするだけの取り組みを行なっている。それがめちゃ上手くワークしてる気がするので言語化しておく。 端的に言うと下記がチーム内部で発生しているように見受けられる。 カジュアルなタスク等のシェア内容から生まれる雑談が楽しい ウィンセッションのようなやり取りで自己効力感も増している 各メンバーがお互いに興味関心を持つようになったと感じる 雑談から相談に繋がることも多く、雑相 が自然発生している リモート MTG にも関わらず、自然と全員ミュートオフで参加している ミュートオフやリアクション推奨などのルールは一切設けていない カジュアルに “ふりかえり” というアジェンダを入れたのは、EM として各メンバーを定性的に評価可能なログとして残したい意図があったのだが、チームビルディングに繋がる効果があったのは意外だった。 チームメンバーの大半がリモート勤務していることも関係しているのかもしれない。対面でなくバーチャル上で心から対話を楽しめるようになることは自然な自己開示にも繋がり、仲間意識が強まる効果はありそう。 このようなバーチャルな交流は、同僚のことを、より偽りがなく、人間的で、信頼できる人間だと認識させる作用があることがわかった。個人的な絆を育む上でも、仕事で協力関係を築くうえでもプラスになる資質だ。 他のアジェンダには、“課題共有” や “雑談コーナー” など用意していたのだが、カジュアルな “ふりかえり” を用意するだけで不要になった。 形式的な定例 MTG は大体システマチックになりがちで、主体的な参加を求めるのが難しいイメージがあるが、メンバー間の対話をコーディネートするイメージで開催するとマンネリ化が防げるようになるのやも。